「マロニエゲート銀座 2&3」出店ラインナップ発表、来年3月15日に全店オープン

仏プランタン社との商号・商標契約を2016年12月末で終了することに伴い、「マロニエゲート銀座 2&3」に名称を変更するプランタン銀座が12月13日、銀座初出店17店舗を含む全122ショップの出店ラインナップを発表した。一部店舗は2017年1月2日から営業を開始するが、改装工事を経て全店そろって開業するグランドスタート日は2017年3月15日に決定。「マロニエゲート 2&3」は年間165億円の売上高を目指すという。

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　プランタン銀座は今年8月、銀座エリアの商業環境の変化などに伴ない、主にハイブランドを取り扱う仏プランタン社と方向性が異なったことなどから商号・商標契約を終了し、2016年12月末をもって社名を「株式会社マロニエゲート」に変更することを発表。現「プランタン銀座本館」は「マロニエゲート銀座 2」に、「プランタン銀座アネックス」は「マロニエゲート銀座 3」に、そして現「マロニエゲート」は「マロニエゲート銀座 1」に変更して3館で名称を統一する。2017年1月1日付けで笹岡寛代表取締役社長と伊藤雅彦取締役店長はともに退任し顧問に就任する。読売新聞東京本社 総務局総務兼プランタン銀座 非常勤取締役の木村透が代表取締役に、プランタン銀座 新店準備室長の川戸直志が取締役経営企画担当に新任し新体制を築く。なお、現在は三越伊勢丹ホールディングスがプランタン銀座の株式の30％を保有しているが、今月末に売却される予定で、読売新聞東京本社が100%の株式を取得する見通し。

　プランタン銀座の現在のターゲットは「25歳〜35歳の働く女性」だが、40歳以上の顧客が増加していることを受け「マロニエゲート銀座 2&3」では「20歳代〜40歳代の働く女性とおしゃれママ」をターゲットに設定。ライフスタイル型の提案であることや、銀座でありながら親しみやすいこと、ワクワク・ドキドキすることをポイントに店舗を構成する。「マロニエゲート銀座 2」では銀座初出店となるパリ発パティスリー&ショコラトリー「ユーゴ & ヴィクトール（HUGO & VICTOR）」や、パリ発フラワーショップ「モンソーフルール（MONCEAU FLEURS）」、2012年にパリでデビューしたバッグブランド「イアンヌ（IANNE）」など113店を集積し、新登場は31店舗、そのうち17店舗が銀座初出店となる。「マロニエゲート銀座 3」は「バナナ・リパブリック（BANANA REPUBLIC）」など9店舗で構成される。